今、冷え症で悩む人が増加中!?
冷え性が増加している理由は現代の生活環境が大きく関わっています。
最近では若者や暑いはずの夏場にも冷え性で悩む人が増えています。
増え続ける冷え性と現代生活
冷え性になる人は増加している
冷え性は女性ばかりがなるものではありません。
現代では様々な科学技術の発達と共に暮らしが便利になり続けています。
家ではエアコンなどの部屋を快適に保つためのものがあり、外に出かける際に使う電車やバスも夏場では涼しい環境が整えられています。
また、家に帰ればテレビやインターネット環境が整っている家庭がほとんどですので、生活習慣が昼夜逆転している人も多くみられます。
実は冷え性になる原因の一つに、現代生活の影響が大きく関わっています。
夏場にも増えている冷え症
「冷え」という言葉を聞くと、寒い冬に多そうなイメージがありますが、実は夏場に冷え症に悩むことが多くあります。
夏は暑く、沢山の汗をかきます。
急に冷房のきいた部屋に入ることで体が急激に冷やされ、更に汗が渇く時には「不感蒸泄」といって熱が奪われるので冷えを感じてしまうのです。
また、冷たい飲み物や食べ物で体を内側から冷やしてしまったり、入浴時にシャワーで済ませてしまうことも体内の温度を低下させるので、冷え症を誘発するのです。
若者に増えている冷え症の原因
今では10~20代の若い人にも、冷え症は多くみられます。
様々な原因が考えられますが、若い方に多くみられる原因の1つが「夜更かし」です。
ワールドカップやオリンピックなど他国で行われるスポーツの観戦や深夜番組の閲覧、ネットサーフィンなどで、寝る時間が深夜遅くになっている人が多くなっています。
夜遅くまで起きていたり、睡眠時間が短いと自律神経が乱れてしまいます。
自律神経は体を整える重要な役割をしていますが、それが崩れてしまうことで体温調節がうまくできず、冷え症を引き起こしてしまうのです。
0時前後には就寝し、6~8時ごろ頃には起床するなど生活リズムを整えることも、冷え症を改善するためには大切なことです。